Art Gallery

“みる”ということを簡単に考えていますが、“みる”とはいったい何なのでしょう。

光によって物体を“みる”。それは目という感覚機能をつかって物体をつかむこと。

では、思い描く将来の夢“みる”とは? 思い出を心の中で“みる”とは? 目を閉じて空想の世界を“みる”とは?

現実の風景も美しい。モニターに映る様々な映像も美しい。絵画も彫刻も建築も美しい。

それと同様に、私たちの内部にも美しく魅力的で創造的な世界を“みる”ことができると思うのです。

Artist:よしおか りつこ


Etude -習作-

目を閉じるとみえる世界。言葉で説明できない原始の感覚世界。

記憶なのか 空想なのか 印象なのか

みえるものをみえたままに記録した習作です。(画材:岩絵の具、顔彩、墨)

証明しがたいものが見えていると公言するのはとても怖かった。

でも、“みえる”ことを認めてくれて受け入れてくれた人たちのおかげで、こうやって公開することを決心できました。

公開したかった理由は“みている”ものが美しいから。そしてそれを共有したかったから。

また逆に、全ての人が全く違う世界を“みている”のかもしれないと思ったから。

“みえない人”がいることも“みえる人”がいるから気付く概念です。

“みえる”ものを“みている”ままに描くというシンプルな行為の延長線上に“みる”ことの追及を試みたいと思います。

2018.7.29

「2つのアラベスク第一番」を聴いていてみえたもの。昇る何かがみえる。

2018.7.29

「水の反映」を聴いてみえたもの。薔薇に見えるけれど、薔薇ではない。

2018.7.28

熱を持った流動がみえます。奥に奥に広がっていく。


2018.7.28

命とは複雑で怪奇。組み合わさって増殖、成長していく。

2018.7.28

始まる時、感情が生まれ、それが熱を帯びて伝染していく。

2018.7.27

考え事をしているとみえてくる。頭の中で生まれたものが集まっていく。


2018.7.27

エネルギーは生まれるのではなくて作り出すのだと思う。

2018.7.27

毎日暑い。そんな時の望みがみえたのかもしれない。雨が生まれないかな。

2018.7.2

 一人ぼっちの夜にみえたもの。紫陽花のむこうに川がみえているみたい。


2018.7.1

伝統についての講座の後にみえたもの。たわわに実る果実のよう。

2018.7.1

伝統についての講座の後にみえたもの。紡がれ続く錦の色味。

2018.7.1

迫ってくるギザギザの雲。重苦しいようで、広大なようで。


2018.6.29

伸びていった先に開く感情。感情の色は違っても咲くことにかわりない。

2018.6.29

知人と会った後にみえたもの。揺れ動く波の向こうに光がみえる。薔薇みたい。

2018.6.29

うねり。収束。みえているのは感情なのか欲望なのかわからない。


2018.6.28

友人とのお買い物を終えてみえたもの。沢山の刺激とワクワクと。

2018.6.28

1人のアトリエでみえたもの。不安の細胞。そして心の棘。

2018.6.28

何かが勝手に育っていく。止められない感情のようにも思う。


2018.6.27

飛行機の中でみえたもの。細胞のような蝶々のようなくっついたふたつ。

2018.6.27

こんがらがっている。その時のわたしのまんまがみえている。

2018.6.26

飛行機でみえたものを思い出して描く。なにかが生まれて育っていく予感。


2018.5.19

アトリエで一人で机に向かっている時にみえたもの。塊の力が周りに伝わっていく。

2018.5.19

友人のトークセッションを聞いた帰りの電車でみえたもの。混ざり合って集まっていく。

2018.5.19

思いのようなものが昇っていって、金色になって降ってくる。