商号:ritsuto design llc. (リツトデザイン合同会社)
設立:2016年6月
資本金:300,000円
代表:吉岡 律子
2020年12月:「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館」四国地区 日本サインデザイン賞 受賞
2021年11月:アート雑貨の制作販売をおこなう「atelier necoma」をオープン。
1975年11月7日 香川県丸亀市で誕生。
幼稚園時代の夢はウルトラマンか画家。
1982年 多度津町立四箇小学校入学。
絵が好きで、家の紙を使い果たす。小学4年生の時から「木内千鶴子イラスト教室」に通う。
1988年 多度津町立多度津中学校入学。
絵を家族や友だちにプレゼントする喜びを覚える。美術部入部。
1991年 香川県立高松工芸高等学校 美術科入学。
デザイン、日本画、油絵、彫刻などを学ぶ。個性が歓迎される環境で制作三昧。
1994年 広島市立大学 芸術学部 デザイン工芸学科入学。
視覚伝達デザインコースを選択。演劇部で監督、演出、シナリオ制作、演技、衣装や小道具の制作にはまる。夫と出会う。
1998年 香川県のデザイン事務所に就職。
1999年 大学の後輩だった夫と結婚。
2002年 長男誕生。
2003年 フリーランスとして独立。イラストレーション中心のデザイン制作を始める。
2007年 専門学校の非常勤講師に。
デザイン、デッサン、イラストレーション、CG、絵本などの授業を担当。
2011年 JAGDA香川県代表幹事。アートディレクターという肩書きをいただく。
2015~2019年 香川県よろず支援拠点コーディネーター。
2016年 ritsuto design llc. 設立。香川と東京の2拠点に事務所を設置。
2019年 「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館」サイン計画に、平野湟太郎氏(平野湟太郎デザイン研究室)とともに携わる。
2020年 ファイバーアートの制作を再開。紡ぎや染色をはじめる。
2020年 「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館サイン計画」四国地区 日本サインデザイン賞 受賞
2021年 アート雑貨の制作・販売『atelier necoma』オープン。
技能検定の一種で国家資格です。
所属する企業・団体内において知的財産に関する能力を発揮するために、その能力を国が証明する資格です。
クライアントのためにも、自分のためにも知的財産権に関する基本的な知識は必要です。
これから先、デザイナー・ディレクター・アーティストといった創作者は、アイデアや創作物の扱い方を知っていないと危ういと感じます。
文部科学省が所管する国家資格です。
大学時代に取得し、美術館やギャラリーをお手伝いする時に役立っています。
展示におけるコンセプトの設定や見せ方は、文化的にも経済的にも大きく影響します。
最低限の知識は必要だと考えています。
デザインシンキングでは、デザイナー的思考をおこなうためのルールやプロセスを実践します。
新鮮なアイデアが必要、考えがまとまらない、多数の意見を収束させたい、といった時に役立ちます。
未経験者ばかりでも、ファシリテーターとともにおこなえば問題ありません。
2007年から、専門学校や高等学校で、デザインの非常勤講師をしてきました。
2015年から2019年は、香川県よろず支援拠点コーディネーターとして、経営者対象のデザインセミナーを多数経験しています。
瀬戸内ならではの色で染めた繊維を使った糸です。
瀬戸内は、美しい色にあふれています。海の明るい青、木々の緑、花々の黄色やピンク。
necomaであつかう色は、瀬戸内海に面した香川県内で、大切に育てられた素材から抽出されています。
農家さんが育てたオリーブの葉の色。瀬戸内海の島で育ったきのこの色。
藍の栽培から蒅づくりまでおこなう職人さんの染めた色。どの色も生き生きとして、優しいぬくもりが
あります。それはまるで、穏やかな瀬戸内の風景と気候そのものです。
瀬戸内の自然から取り出した色が、私たちの気持ちも優しく染め上げてくれるような気がします。
生きものを生み出すようにアトリエで糸を紡いでいます。
ウール シルク リネン コットン。繊維にはそれぞれ個性があり、見た目もさわり心地も様々です。
その繊維たちの個性を活かして紡いでいきます。ふんわりユルく紡ぐと、優しげで軽い糸になります。
しっかりとキツく紡ぐと、力強い密度のある糸になります。
繊維の個性と紡ぎ方の違いで、表現は更に広がります。
私たち一人一人の性格も人生も異なるように、一本一本の糸全てが個性的でありますように。
そして、個性的な全ての糸が愛されますように。
アクセサリーもインテリア雑貨もアート作品も、やわらかさを大切にしています。
ふわふわであたたかなものに触れると、安心感や愛着を感じることができます。
触るという感覚は、目で見ることよりも原始的で心の深い部分に大きく影響します。
やわらかなものを触る。あたたかさを感じる。
性別も年齢も国境も越えて、みんなが優しい気持ちになれますように。
そんな思いでアート作品をつくっています。
瀬戸内海に面する香川県高松市。
海の見える町でatelier necomaは自由な糸とファイバーアートの制作をおこなっています。
“ねこま”(禰古末)とは古い日本の言葉でねこ(猫)のことです。
ねこは、大切な食べ物や貴重な書物を虫やネズミから守ってくれる存在でした。
ねこのように、身軽で自由。ふわふわであたたかい。
そして、誰もが大切にしているものを守ってくれる。身近にあるだけで幸せな気持ちにしてくれる。
そんなブランドをつくっていきたいと考えています。
ファイバーアートの象徴としての糸であり、繋がるご縁。また、無限の先を表現しています。
フリーハンドの曲線にすることで、自由や柔らかさ、優しさを感じて欲しいと思っています。